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ブログを立ち上げました!

皆さんこんにちは、たかばです。

このブログは、バイブコーディングの可能性に魅せられた開発者であり経営者である私が、この革命的な開発スタイルについて語り、実践的なノウハウを共有していくブログです。

これまで、システム開発はエンジニアの仕事でしたが、バイブコーディングによって専門的な知識がなくても、アイデアさえあれば、誰でもサービスをつくれる時代になろうとしています。

このブログはバイブコーディングによってスクラッチで開発され、ブログ記事もバイブライティングによって基礎的な部分をAIに書いてもらっており、私はブログ記事のアイデアと記事の校正を行なっています。

自己紹介

Business Journey

最初の記事なので、軽く自己紹介をさせていただきます。

私は、スマートフォンゲームやメタバースプラットフォームを開発・運営する株式会社トランスリミットの代表取締役を勤めています。

私がプログラミングと出会ったのは、2000年前半、高校生の時でした。当時はまだインターネットを日常的に使っている人もそれほど多くはいませんでしたが、技術書を片手に試行錯誤しながらHTMLを書いてホームページを作っていました。

プロとしてのキャリアは、2009年に株式会社サイバーエージェントに入社したところからはじまり、2014年に株式会社トランスリミットを創業しています。

プログラムは仕事であり趣味でもあるため、学生時代から20年以上、社長になっても毎日のようにプログラムを書き続けています。

長年プログラミングと向き合ってきたからこそ、業界の変革を最前線で味わっていきたいと思います。

プログラミングに革命が起きている

Technology Revolution

昨今の生成AI技術の発展により、プログラミングの世界は抜本的に変わりつつあります。

そして、いま 「Vive Coding(バイブコーディング)」 という新しい開発手法が注目を集めています。

従来のプログラミングは、職人技のようでした。プログラムは厳格さが重要であり、一文字ずつ正確にコードを書く必要があります。小さなミスでもシステムは動かないため、毎日のようにエラーの解決に時間を費やしていました。コードを書く時間と同等のデバッグ時間が掛かることが当たり前でした。

そんな技術的な知識と忍耐強さの壁が非常に高く、多くの素晴らしいアイデアを持つ人たちの前に立ちはだかっていたのです。

AIが人間の代わりにコーディングを担当するようになったことで、このような状況は劇的に変化しています。AIにひとつチャットするだけで、ものの数分でコードを書き上げ、サービスができあがることもあります。これまでの常識では1ヶ月かかるようなシステムが、数日で作ることも可能になってきています。

この変化は、長年この業界にいる私にとっても初めての経験で、正直ここまで変わるとは思っていませんでした。

ただし、現段階では完璧とは言えない部分があることも正直にお伝えしなければなりません。エンジニアリングの知識がないと、エラーにつまづくことが多いのも事実です。AIが生成したコードが期待通りに動かない時、なぜ動かないのかを理解し、適切に修正するにはある程度の技術的な理解が必要になります。

2025年7月時点では、まだ完璧ではありませんが、確実に新しい時代が幕を開けようとしています。

バイブコーディングの面白さ

Creative Process

それでも、Vive Codingは単なる開発手法を超えた、まったく新しい創造のアプローチです。「雰囲気でコーディングしていこう」というこのスタイルは、創造性に革命をもたらしています。

想像してみてください。あなたが「こんなアプリがあったらいいな」と思ったとき、その場でふわっとした言葉で説明するだけで、AIがそれを理解し、動くプログラムを作り上げてくれる世界を。

「なんか、こう、ユーザーがボタンを押したときに、楽しい感じのアニメーションが出て、データが保存される感じで」といった曖昧な表現でも、AIが意図を汲み取って実装してくれるのです。

もちろん、一発で完璧に動くとは限りません。エラーが出ることもありますし、思った通りにならないこともあります。しかし、そうした問題も含めて、従来なら何日もかかっていた作業が、エラーの修正も含めて数時間で完了してしまうことも珍しくありません。

これまでプログラミングには厳密性が求められていました。変数名を正確に覚え、文法を間違えず、論理的な思考で段階的に組み立てる必要がありました。しかしVive Codingでは、その厳密性をAIが担ってくれるため、人間は純粋に創造的な部分に集中できます。まるで画家が絵筆の使い方を気にせずに、ただ美しい絵を描くことに没頭できるように。

単純作業から解放された

Liberation

私が特に嬉しく思っているのは、手で書くような作業的な仕事をAIが代わりにやってくれることで、本当に生産的で創造的な活動に時間を使えるようになったことです。

以前は一日の大半を、コードを一行一行書いたり、エラーを探したり、同じようなパターンのコードを何度も書いたりといった、言わば「手作業」に費やしていました。もちろんそれらの作業にも価値はありましたが、本当にやりたかったのは「ユーザーが喜ぶものを作る」「世界を少しでも良くするサービスを提供する」といった、もっと本質的な部分でした。

AIがこれらの作業的な部分を担ってくれることで、私たちはついに「何を作るべきか」「どうすればユーザーが幸せになるか」「どんな体験を提供すべきか」といった、人間にしかできない重要な思考に専念できるようになりました。これは開発者としても、経営者としても、本当に心が躍る変化です。

現在の限界と未来への期待

Future Vision

正直に言うと、現段階でのVive Codingはまだまだ完璧ではありません

AIが生成するコードにバグが含まれていることがあり、複雑な要件になるほど、期待通りの結果を得るのが難しくなります。エンジニアリングの知識がない方がVive Codingに挑戦すると、エラーメッセージの意味が分からずに立ち往生してしまうことも多いでしょう。

しかし、AIの技術はまさに日進月歩で発展しています。数ヶ月前には不可能だったことが今では当たり前にできるようになり、今できないことも数ヶ月後には簡単にできるようになっているかもしれません。この発展速度を考えると、精度が上がっていくのは間違いありません。

私たちは今、技術の転換点に立っています。完璧ではないかもしれませんが、確実に新しい時代への扉が開かれているのです。そして、この変化に早い段階から慣れ親しんでおくことで、未来の完全なVive Coding時代により良い準備ができるはずです。

エンジニアリング知識と創造性の新しいバランス

Balance

Vive Codingの素晴らしい点は、エンジニアリングの専門知識がなくても、誰でもたくさんのものを作れるようになったことです。ただし、現段階では完全に知識不要とは言えない部分もあります。

デザイナーの方なら「このUIデザインをそのまま動くアプリにしたい」と思うでしょうし、企画者の方なら「この企画を実際に試せるプロトタイプが欲しい」と考えるでしょう。営業の方だって「お客様に見せるデモアプリを作りたい」というニーズがあるはずです。

これらの願いは、Vive Codingによって以前よりもはるかに実現しやすくなりました。ただし、エラーが出た時の対処法や、より複雑な機能を実装したい時には、多少の技術的な理解があると安心です。それでも、従来のように何年もプログラミングを学ぶ必要はありません。基本的な概念を理解するだけで、十分に活用できるのです。

新しい開発体験

New Experience

実際に私の開発スタイルは劇的に変化しました。

朝起きて「今日はこんなアプリを作ってみよう」と思いついたら、コーヒーを飲みながらAIと会話するだけで、夕方にはそのアプリが動いている状態になっています。

もちろん、途中でエラーが発生することもあります。AIが生成したコードが期待通りに動かないこともあれば、複雑な処理で予期しない問題が発生したり、統合時に互換性の問題が出たりすることもあります。しかし、そうした問題も含めて、以前なら何週間もかかっていたプロジェクトが、今では数時間から数日で形になります。

エラーが出た時でも、AIに「このエラーを修正して」と依頼すれば、多くの場合は適切な解決策を提案してくれます。完璧ではありませんが、明らかに開発効率は向上しています。

この変化により、私の仕事の大部分は「何を作るか考える時間」「ユーザーのことを想像する時間」「より良い体験を設計する時間」に変わりました。そして、これらの時間こそが、本当に価値のある生産的な活動だと感じています。

創造性が解き放たれる瞬間

Creativity

Vive Codingでは、技術的な制約を気にせずに自由に発想できます。

以前は「これは技術的に難しいから諦めよう」「実装コストが高いからシンプルな機能にしよう」といった妥協が常でした。しかし、そういった妥協をする機会が大幅に減りました。

面白いアイデアが浮かんだら、まずはAIに相談してみる。「こんなことできるかな?」「あんな機能があったら楽しそうだけど」といった軽い気持ちで話しかけると、AIが「こんな感じで実装できますよ」と具体的な形で返してくれます。

うまくいかない場合もありますが、試行錯誤のコストが格段に下がったことで、以前なら諦めていたアイデアにも気軽に挑戦できるようになりました。この過程で、自分でも思っていなかった新しいアイデアが生まれることがよくあります。

新しい働き方の誕生

New Work

Vive Codingの普及により、従来のエンジニアだけでなく、様々な職種の人たちが開発に参加できるようになりつつあります。

完璧ではありませんが、デザイナーが直接簡単なアプリを作ったり、マーケターが基本的なツールを構築したり、企画者がプロトタイプを作ったりすることが現実的になってきました。これまで「アイデアはあるけど技術がない」と諦めていた多くの人たちが、少しずつ自分の手でものづくりを始めています。

エラーにつまづくこともありますが、それでも従来とは比較にならないほど敷居が下がっています。この変化は、単に技術的な進歩というだけでなく、創造性の民主化とも言える大きな社会的変革なのです。

このブログで伝えたいこと

Community

このブログでは、Vive Codingの実践的なテクニック、AIとの効果的な対話方法、エラーが出た時の対処法、そして専門知識がなくても素晴らしいものを作るためのコツを、私の経験を交えながら詳しく共有していきます。

現在の限界も含めて正直にお伝えしながら、それでも確実に開かれている新しい可能性について、皆さんと一緒に探求していきたいと思います。完璧ではない今だからこそ、一緒に学び、成長していける楽しさがあるのです。

技術的な難しさに完全に阻まれることはなくなりましたが、まだ多少の学習は必要です。それでも、純粋に「作る楽しさ」「創造する喜び」を味わいながら、皆さんと一緒にVive Codingの可能性を広げていきたいと思います。

あなたも創造者になりませんか?

Call to Action

あなたのアイデアを、AIと一緒に形にしませんか?

完璧ではない今だからこそ、一緒に新しい創造の世界を切り開いていきましょう!

始めるために必要なのは、素晴らしいアイデア、作りたいという情熱、少しの学習意欲、そして失敗を恐れない心です。これらがあれば、あなたも立派な創造者になれます。

このブログでは、技術的なハードルを下げながら、誰もが創造者になれる世界を一緒に築いていきたいと思います。エンジニアリングの知識がなくても、デザイナーでも、企画者でも、営業でも、あなたのアイデアを形にする方法を一緒に見つけていきましょう。

著者について

ペスハム

ペスハム

最新技術エバンジェリスト

AIや3DCGなど最新技術に詳しい人。NFTで流通総額4000万、メタバースで総来場2.5万人の音楽ライブを制作、長野県松本市のMatsumoto3DCGプロジェクトで20名の3Dクリエイターコミュニティを組成し、マンハッタンの建物群を制作。最新技術全般が得意で、今はバイブコーディングに夢中。Xフォロワー1.8万人。