「業務棚卸し」はするな。AI導入は「作業改善」から始まる
メタデータ：
- 記事ID: 20250912
- 作成日: 2025年9月12日
- カテゴリ: AI活用術
- タグ: AI思考術, 生産性向上, 業務改革
"全業務を棚卸ししてから計画を... と思っていたら、半年経っていた..."
大規模棚卸しは達成感はありますが、成果は先送りになります。“1作業の改善”から始めると、スピードも学習も桁違いに速くなります。
単位は“業務”ではなく“作業”
業務＝目的の集合、作業＝手の動き。 AIは細部で効きます。まず、1日の中で時間を食っている3〜5分の定型作業を拾い、10分で自動化の叩き台を作ります。作業改善の3ステップ
1) 可視化：画面録画＋口頭解説で“手順”を残す。2) 生成：AIに手順→スクリプト/テンプレート化を依頼。
3) 導線：ショートカット/メニュー化し、“押せば出る”にする。
1作業あたり30分の投資で、毎日5分返ってくるなら、1ヶ月で黒字です。
事例：見積書の説明文テンプレ化
"毎回、説明文で悩む... 伝わりづらい..."実運用文をAIに投入→“骨子テンプレ＋変数”に変換。担当者は変数を埋めるだけ。1件あたり6分短縮、クレーム減少（社内観測）。
まとめ：小さく始め、積み上げて大きく勝つ
棚卸しより実装。 まずは今日の“1作業”に手を入れる。積み上げは雪だるま式に効きます。半年後、会社の風景が変わります。あなたの会社でAI導入を検討中の方へ
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